この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
異常性愛
第30章 潤む瞳
  
 
『なぁ優子。』

『なぁに?』

微笑む優子が、私を見る。
最高に可愛い笑顔だった。


『別れよう・・・。』


別れを告げた。


私の言葉が一瞬で優子の笑みを奪った。
その言葉は優子に届き、もう二度と帰らない。
優子は顔色を失い、みるみる悲しげな表情に変わっていく。

『・・・どして?』

『子供が・・・できたんだ。』

『・・・奥様と?』

『ああ、真美じゃない。』

『そんな・・・。』

優子は私から目を逸らさなかった。
別れを覚悟しているのが解る。
私を引き止めることができないことも悟っている。

だから、私をずっと見ている。
これが、最後だから。


/1161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ