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異常性愛
第32章 謝意
ただ最終章は私の経験の過半を超えた所であり、結末を迎えていません。
結末を書くことで全ての欲求、特に援助欲求が完全に満たされたことになる訳ですが、私には物語としてそこまで書く勇気がなく、三十一章を最終章として作品を完結させました。
これまでにも感銘を受けたというメッセージやレビューを多数頂戴し、最終章を更新した後から新たにファン登録をしてくださった方もおられ、整理できぬ心情を抱いて作品完結させたことを非常に心苦しく感じています。
読者の皆様、本当に申し訳ありません。
現在の段階で、物語にはできずとも申し上げられることがございます。
御自身の周囲にある¨小さな愛情¨をどうか大切になさってください。
これに尽きます。
私はその¨小さな愛情¨を注ぐ息子を、何の前触れもなく突然失いました。
如何様にも対処できませんでした。