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異常性愛
第5章 甘い罠
広い玄関に外光が差し、土間に反射する。
廊下のドアに手をかけ、涼子は待っていた。
中に入り、ドアノブを引いた状態でドアをゆっくり閉めた。
ブシュっとドアが鳴り、閉まりを確かめると、駆け寄って来た涼子とぶつかるように抱きあい、言葉も交わさず激しくキスをした。
私達はこの時を待ち侘びていた。
『っんんっ・・・・
はぁ・・ンァッ・・・』
唇を吸い、犬のように顔を舐めあう。
息が止まるほど強く抱き、私の舌を涼子に吸わせた。
ひと月ぶりの不義は私を猛らせる。
キスをしたまま私はジッパーを降ろし、涼子の手を掴み出した陰茎へ導く。
涼子は陰茎を握ると、手首を廻しながら上下に往復させた。
『まぁ!』
勃起した私の陰茎に、涼子は驚きの声を漏らした。
以前より大きくなっていることに気付いたのだろう。
前のセックスから一ヶ月振りに聴いた涼子の肉声だった。