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異常性愛
第6章 慕情 ―affection―
結合部をわざと見せつけ、いやらしく尻を突き出して私の欲情を煽る涼子。
涼子は男をノせるのがうまい。
相手を調子付かせる、謂わば人垂らしだ。
なにをすれば男が喜ぶかを知っている。
男の感性を理解し、自らの佇まいをつくる事が出来る。
私が何を好み、どこが感じるのか一度目のセックスで見抜かれ、セックスの度に私好みのポーズで挑発され昇天させられる。
“あなたは、こういうのが好きなんでしょ”と振る舞う涼子に、私が犯されているのではないかと錯覚することさえある。
魔性の女とはこういう女性のことをいうのだろう。
ただ、それでも私の陰茎はいつもより大きいようで、涼子の施しに余裕が無いようにみえた。
『お・・おっきい・・いいぃ・・・。』
『声が大きいよ。起きちゃうよ。』