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異常性愛
第7章 招待
《私たちの仕事はね・・・
それなりにストレスがあってさ、
まぁキミもだろうけど・・・
近頃は世間もうるさいしね。》
『命を扱いますから・・お察しします。』
亭主は私との距離を詰めようとしているのか、少し打ち解けた口調で話し始めた。
《いやぁー、ははっ。わかってくれるかい。
だがね患者の相手だけじゃないんだよな。
この業界・・・うんうん。》
なかなか核心に触れない亭主の口調に苛立ちがつのる。
『何か私に頼みがあるというのは?』
《おうおう、それだ。
実は仲間内のクラブがあってな。
うん。まぁ、
大学のサークルみたいなもんだ。
それに参加して欲しいんだよ。
うん。キミね。うんうん。》