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異常性愛
第9章 正義の味方
  
私たちはレスリングの試合のように、ふざけてお互いを牽制しあった。
腰を低く構え、手をはたき合い、摺り足でその場をゆっくり廻る。

『聞きたい、ときだって、ある、いたっ! のよ! わっ!』

『かんたん、に、ほれっ!いえるか!いてっ!』

『ちょっと、ずるい!あたし、はははっ!ヒールだって、あっいたっ!』

腰高の晶子はヒールをつまずかせ、よろめいた。

『だっておまえ、ほいっ!にげあし、はやいじゃ・・いてっ!』

『あはは、あはは、もうしないしない、ひゃっ!あははは・・・。』

屈託のない晶子の笑顔が、私を安堵させた。


薄暗い居間で、膝を抱えて泣いている¨十七歳の晶子¨の背を、
さすってやることぐらいは出来ただろうか・・・。



その夜、叔父はこの世界から消えた。







第九章 -正義の味方- 完














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