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異常性愛
第12章 独裁者の嘆き
  
シャワーを終えた涼子がドライヤーの熱風に髪を流している。
線の細い柔らかな髪は、時間をかけずたわやかにスタイリングされていく。

涼子を連中の元に行かせることを、私は未だ迷っていた。
野獣の群れに放つようなことを見過ごしていいのか。
そこでの行為を判っていて、涼子を向かわせていいのか・・・。

それは男として我慢し難いことだ。
なによりも、他の男に涼子を好きにされたくない。
しかもそれは私のすぐ身近で行われる。
私自身が嫉妬心に耐えらそうにない。

ただ、涼子は揺るぎない決心を眼に宿し、私にキスした。
何かにケリをつけるようなその態度は、私に口を挟む余地を与えない。

もし亭主との間で何か約束が交わされたとすれば、私が中途半端に関わることで涼子の目論みを台無しにしかねない。


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