この作品は18歳未満閲覧禁止です
異常性愛
第20章 綾繋ぎ
『大変だぞ。金も掛かるし。』
『そりゃそうだけどさ。
でも今日のことなんて、
お金で量れることじゃないでしょ。』
『まぁなぁ。』
『ね。赤ちゃん欲しい。』
『そんな、お前、タラコじゃないんだよ。』
『そうよねぇ・・。
でも考えといてね。
あたしはいつでもオッケーよ。うふっ。』
『はいはい。』
『お土産買ってこうよ。ね。』
やたらにテンションの高い晶子は、席を立つと私の腕を掴み、市場の中を引っ張りまわった。
晶子にとって良い一日になったようだった。