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異常性愛
第20章 綾繋ぎ
帰宅してすぐ、私達は互いを求めあった。
晶子は私の腹の上で、弓のように背を反らせ、髪を乱す。
『んあぁっ!』
私の上で力む晶子の乳房が、枕元のベッドライトに照らされ、こんもりとした丸みを見せる。
乳房を形作る曲線は美しく滑らかで、魚市場で見た甘鯛の白い腹を思い出させた。
長時間の運転で疲れているはずなのに、晶子のカラダが欲しくてしょうがなかった。
私の性情動は、魚市場あたりから頭をもたげ始めていた。
買物客でごった返す土産物売り場で、晶子の後ろを付いて歩いた私は、張りの良い晶子の尻に触発されていた。
晶子が羽織る短めのジャケットは、左右交互に上下する尻を隠さず、キレ上がった美しいヒップラインを強調していた。
前を歩く晶子の尻に、私の深層部にあるオス性はその時点で既に刺激されていた。