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異常性愛
第20章 綾繋ぎ
セックスの意欲を互いに確認しあった私達は、指に絡んだ買い物袋を廊下に落とし、もつれるように寝室に転がり込むと、私はベッドまで我慢できず、ズボンを下ろして晶子にフェラチオさせた。
亀頭を含まれた瞬間、待ち望んだ快感が走る。
下着の端から無理に引っ張り出した陰茎は、口の中で更に脹らみ、晶子の相貌を変形させていく。
魚市場の客達がおそらく想像したであろう、晶子の卑猥な振る舞い。
それを独占し優越感に浸った。
晶子は陰茎を口から外すと私の下着をずり降ろし、完全に露出した陰嚢を舐め上げる。
冷や水を背筋に垂らされたような刺激と快感が走り、食い縛った歯の隙間からスーッと息を吸った。
陰茎をもう一度咥えた晶子は、ズルズルと音を立て喉に運ぶ。
膝の力が抜けるような温かみが性器の根元まで及んだ。