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第21章 ギブ・アンド・ギブ　　前編

　　
その夜のセックスは一度目を晶子の中で出し、二度目は入念なフェラチオで果ててしまった。

特に子作りを意識したわけではないが、膣壁に絞られての射精の快感は、口や顔に出す時のそれとは違う。
子を産んだ涼子や、男を漁りまくる優子の膣とは締め付け具合が全く違う。
やはり晶子の身体はいい。

私の快感のポイントを知り尽くした晶子のフェラチオは、舌使いや吸い込み加減が絶妙で、猛り狂って喉に押し込むより、全てを晶子に任せて射精させてもらう方が、遥かに良いということに改めて気付いた。

今までは晶子の顔を前にして、オナニーしていたようなものだったが、少し落ち着いたセックスも悪くない。