この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
異常性愛
第22章 ギブ・アンド・ギブ 後編
『ディー、好き。すきすき・・』
『俺も好きだよ。』
『いいの、言わなくていいの・・。』
『なんで?』
『だって、いなくなるもん。』
『大丈夫。好きだよ。』
『ああん!だめ!』
優子は慌てて私の頭を抱え、分厚い唇で私の唇を塞ぐ。
『はぁ、はぁ・・・・言っちゃダメよ・・』
アゴを引いてキッと私を睨み、「何も言うな」と唇を固く結んでみせた。
私が眼を大きく開いて、口を開けるフリをすると、優子は斜めに私を見据え、小さく首を振って愛らしい脅しをかける。