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異常性愛
第22章 ギブ・アンド・ギブ 後編
優子の携帯電話だ。
『出た方がいいのよね?』
『ああ、出ろよ。』
優子はベッドを四つ足で歩き、サイドテーブルに置いた携帯電話を取り上げると、ガクッとうな垂れ、正座に座り直した。
『だれだ?』
後ろに居る私に差し向けられた携帯画面には、ダサい名前が表示されている。
『いいよ。出ろよ。』
優子は大きな溜息をつくと、髪をかき上げ、電話を耳に当てた。
『はい。』
大きな尻を張り出して正座する優子の後姿は、そのヒップとは不釣合いに腰がくびれ、華奢な肩に伸びていき、乳房の丸みが背後からはみ出して見えている。
たまらず、前の男と話す優子を後ろから抱きしめ、うなじを舐めた。