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異常性愛
第3章 暴食
そしてフラッシュが焚かれるたび、晶子は小さな喘ぎ声を漏らし始めた。
『撮られてるのに興奮してるんだ。
・・・ホント淫乱だな・・・。』
蔑むような私の言葉に、
晶子の横顔はもはや欲情を隠さない。
串料理を食むようにディルドを舌に巻き、目尻に置いた瞳は溶けるような視線を私に送る。
「もっと撮れ」と挑発しているかのようだった。
さらに十数枚の写真をメモリーに残し、動画モードに切り替えて、晶子にレンズを向けた。
LEDライトの刺すような光線が、晶子の身体を舐めていく。
後ろ手の手錠がフレームに緊張感を与えていた。
仰向けで蠢く晶子は、喉を唸らせディルドを舐めている。
亀頭部から根部まで丁寧にピタピタと舌を這わせ、垂れ落ちる唾液をヒュルッとすする。
その姿はレンズを通り、言い逃れのできない現実として、詳細に記録されていく。
第三章 -暴食- 完