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異常性愛
第23章 原石と宝石
『今日、真美ちゃんが来たよ。』
『あら、真美ちゃん?』
『先生、再々婚だ。で新築。
それを俺に内装やれって。』
『良かったじゃない。』
『まぁ、そうなんだけどね。』
真美とのキスを回想していた。
脳裏に真美の太腿と、堅く結んだ唇が浮かぶ。
『涼子になれないかって言うんだよ。』
『涼子さんに?』
『ああ、涼子に。』
『ふぅん。』
しばらく考えを巡らせ、優子は口を開いた。
『ディー、優しくしたでしょ。違う?』
『冷たくはしないよ。』
『それを優しいっていうの。』
『知らない子じゃないしなぁ。』
『放っておきなさい。』
『ただのお客さんだよ。
目くじら立てるな。』