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異常性愛
第4章 過去と妄想と現実

膝をついて撮影していた私の腿に、ピッピッと水がかかった。
足元に目やると、水鉄砲のように晶子の性器が潮を吹いていた。

『また漏らしてっ!』

叱責するように私がなじっても、晶子はヒィヒィと鳴きながら潮を吹き続け、それでもなお咥えたディルドを口から離さない。
あまりにもリアルなディルドが、私以外の男に陵辱される晶子を連想させ、それがスマートフォン画面にモニターされることで、現実の行為を客観視させる。
張り型とはいえ、勃起した陰茎に執着するその淫乱なさまは、晶子の男性関係を私に想起させた。

醜態をさらす晶子を前にして、混乱した妄想が私の脳内に再生された。
そこでは見覚えのない数人の垢臭い男達が、私達のベッドを囲み、好き放題に晶子を嬲(なぶ)っていた。



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