この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
異常性愛
第25章 おまじない

『主人はいつもここで・・・。』
『射精すんだね。』
真美は俯いたまま頷き、私は溜息をついた。
『涼子さん、
こんなになって普通じゃない。』
『普通じゃないね、確かに。
別人みたいだ。』
自分を見失う程の自慰行為をするような印象は涼子になかった。
なぜ、それをVTRに残したのだろうか。
一人だけで撮影したのだろうか。
全く解らない。
『なんで、見せてくれたの?』
『どうして涼子さんは
大輔さんを呼ぶの?』
『わかんないよ。
いつ撮られたのかも知らないし。』
『涼子さんは、
大輔さんを思ってオナニーしてる。
涼子さんを夢中にさせる
大輔さんってなんなの?』
『いや、そういわれても・・・。』

