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異常性愛
第26章 ならず者の食卓
打合せを再会した。
『えっと、
どこまでいったかな。』
『寝室ですよ。』
『あ、そうだった。
進めて大丈夫?』
『ええ、平気です。ふふっ。』
『よし、じゃぁねぇ・・・・』
私達はプランニングを進めた。
パソコンを睨み、サンプルを並べ、図面を広げ、言葉で説明できないことを絵に書き、私は多くの質問に答え、真美は真面目にプランに取り組んだ。
自分のものするんだという真美の、気概に富んだ表情と目付きが私を本気にさせ、細かな注意事項や変更でクリップボードの用紙は文字や矢印で真っ黒に埋まった。
やはり真美は認知して欲しかったのだろう。
年長者としてのちょっとしたアドバイスとプレゼントで、真美が前を向いてくれたことが私には嬉しかった。