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異常性愛
第26章 ならず者の食卓
そこから私は本気で真美の料理を食べた。
昼抜きの空き腹に、上質な食材と真美の知恵が融合した手料理を、貪るように食った。
がむしゃらに食うことで邪念を払い、真美を抱くことに気を集めた。
亭主がトイレから戻った。
『おおっ、凄い食いっぷりだな。
気持ちのいい。ほほほ。』
『あぁ・・・頂いてます。』
『キミが食べるのを見てると、
私まで腹が減ってきたよ。
どれどれ。』
『あ、めちゃ旨いですね。
あ、それなんて特に。』
『これは、
真美の得意なやつだな・・・
おっ、いける。』
『ですよね・・・
あぁうまいっ・・』
亭主と私は、そこからさらにワインを開け、二人で浴びるように身体に流し込んだ。
とにかく酔わねば、私は次に進めない。