この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
異常性愛
第26章 ならず者の食卓
   
テーブルのほとんど全てを平らげた私達は、腹を抱え、ワインで口の中を整えた。
ワインはこういう時に高級品かどうかが解る。
満腹でもスッと喉を通った。

『食ったな。』

『ええ、ご馳走様でした。』

『そろそろ、行ってやってくれ。
 淋しがっとるかもしれん。』

『解りました。
 シャワー借りますよ。』

亭主はニヤッと笑い、早く行けと私を手で払った。

足元を意識しなければ真っ直ぐ歩けないぐらい、私は酔っていた。
勢いをつけて料理を平らげたのは、真美の手料理が旨いということを亭主に印象付けたかったからだ。

頼むから真美を手離してくれるな、という私からの亭主への所願だった。
そしてワインを五本も開けたのは、罪悪感への麻酔だ。


/1161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ