この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
異常性愛
第27章 業
遠慮ではない。
現実に陰茎は勃起していて、青竜刀を思わせる反りを見せている。
このままでは真美の乱らな姿を期待する亭主からクレームが入りそうだ。
何よりも真美に申し訳ない。
気持ちに勢いをつけて真美のガウンを剥ぐと、引き締まった真美の身体がランプの灯りに照らされ、鍋底のようにへこんだ腹に淡い影を滲ませた。
皮をむいた林檎のような乳房を掌で包むと、小さな乳首はツンと堅く、指の間から顔を覗かせる。
張りのある乳房は、幾ら揉んでも崩した形を元に戻し、私の指を押し戻す。
『ハァァ・・・。』
バイオリンの根元から聞こえそうな、高く細い喘ぎ声を発し、真美は私の頭を抱え、唇を捜している。