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Moon road〜月への道
第5章 月への道を

午後になり、りえは病院に行った。
ユウイチは昨日とは違い顔色もよくなり
笑顔でりえを迎えていた。
りえはユウイチに対し後ろめたく感じていた。
でも、平常心を装ってユウイチに接した。
ユウイチの手を握り
「早く良くなって」
と、励ましていた。
手術から二日後に医者が術後の事を話すとの事で
タクヤとともに話しを聞く事になっていた。
りえは、何事もなかったように
接しようと思った。
タクヤは自分で仕事をはじめる準備をはじめた。
ユウイチと同じ職種で
自殺未遂をするまでは
会社では評判もよく
タクヤに個別で顧客もついていた。
タクヤには仕事の依頼も幾つか来始めていたのだった。
タクヤでも運転出来る車を買い、朝早くに自分で車を運転しりえのいる事務所にやってきた。
りえはタクヤが運転まで出来るようになり、
驚いたがタクヤを褒めた。
あの事は、脳裏にあったが触れずにいた。
事務所の応接室に案内をし
りえの朝の仕事を済ませた。
りえが応接室に行くと
タクヤはりえを背後から抱き締めた。
りえは抵抗したが
タクヤは上半身をかなり鍛えており
りえの力では抜けられなかった。
声を出したり、あまりに暴れたら
他のスタッフが不審に思うと困るので
ただ、抱き締められながらも
必死で身体を捩りながら逃れようとしていた。
ユウイチは昨日とは違い顔色もよくなり
笑顔でりえを迎えていた。
りえはユウイチに対し後ろめたく感じていた。
でも、平常心を装ってユウイチに接した。
ユウイチの手を握り
「早く良くなって」
と、励ましていた。
手術から二日後に医者が術後の事を話すとの事で
タクヤとともに話しを聞く事になっていた。
りえは、何事もなかったように
接しようと思った。
タクヤは自分で仕事をはじめる準備をはじめた。
ユウイチと同じ職種で
自殺未遂をするまでは
会社では評判もよく
タクヤに個別で顧客もついていた。
タクヤには仕事の依頼も幾つか来始めていたのだった。
タクヤでも運転出来る車を買い、朝早くに自分で車を運転しりえのいる事務所にやってきた。
りえはタクヤが運転まで出来るようになり、
驚いたがタクヤを褒めた。
あの事は、脳裏にあったが触れずにいた。
事務所の応接室に案内をし
りえの朝の仕事を済ませた。
りえが応接室に行くと
タクヤはりえを背後から抱き締めた。
りえは抵抗したが
タクヤは上半身をかなり鍛えており
りえの力では抜けられなかった。
声を出したり、あまりに暴れたら
他のスタッフが不審に思うと困るので
ただ、抱き締められながらも
必死で身体を捩りながら逃れようとしていた。

