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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
二人は病院に向かった。

車の中ではずっとお互いの手を握り締めていた。

ユウイチの病室に行くと、ユウイチはすでに退院の支度を済ませていた。
りえの姿を見るとユウイチはりえを抱き締めた。

その後ろに居たタクヤは二人から視線を逸らした。

りえはタクヤに気を使い、ユウイチの腕からすぐに離れ
ユウイチに話しかけた。

「気分はどう?」

顔色を心配しながら覗き込み髪を撫でた。

ユウイチは頷き、りえを見た。

医師の説明を聞きに、案内された部屋に向かった。

今後の生活の注意点、今後出る症状、薬のこと…

たくさんの話しがあり
りえはメモを取りながら聞いた。

そして、りえは荷物を持ち
車にユウイチと一緒に乗り込み、ユウイチとりえの自宅にタクヤに送って貰った。

ユウイチはタクヤに家に寄るように言ったが
タクヤは自分の仕事があると家に戻った。

タクヤはユウイチとりえの愛の巣を見たく無かった
二人が一緒にいる姿はやはり辛く感じたのだった。


りえはタクヤの車を見送るとユウイチと家に入り
昼食を作った。

その間にユウイチはお風呂に浸かり
退院できた喜びに浸っていた。


りえは寂しそうなタクヤの目を思い出し
胸が痛んだ。



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