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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
タクヤとりえに距離が出来た。
りえはこの距離に気づかなかった。
仕事中もユウイチの姿を探し
仕事が終わるとユウイチの部屋に暫くいる。
タクヤは、りえがユウイチを想い恋しがっている時間に、
子供達との距離を縮めていた。
母親を恋しがる子供が寂しくないように…
そんな事にもりえは気付かずにいた。
タクヤは、いつも仕事部屋で寝ていた。
りえがユウイチを恋しがり、夜中に泣いていたり
ユウイチの夢をみて叫んでいたりするので
辛かった。
りえとどう接っしたらいいのか分からなかった。
仕事だけはりえとは事務的にしていて
二人きりになるのを避けていた。
タクヤを前妻が訪ねてきた。
りえは、チラリと彼女を見たが、タクヤに何の用事があり、訪ねてきたのか気にもならなかった。
タクヤは彼女と出掛け、翌日の朝まで戻らなかった。
翌日の昼になりタクヤは、 やたら元気になり戻ってきた。
りえは、流石に夜は心配だった。
連絡も無しに帰らない事は今までなかったからだ。
それから、タクヤは度々りえに黙って外泊をしていた。
その度にりえは心配した。
タクヤが誰とどうしようと自分は何も言えない…
ユウイチを想いながらもタクヤを想い
身体の関係を二人と続けていたからだ。
「お義父さん、私…ひとりぼっちになってしまったわ。」
りえがユウイチを恋しがれば恋しがる程
周りから離れ孤立していったのだった。
りえはこの距離に気づかなかった。
仕事中もユウイチの姿を探し
仕事が終わるとユウイチの部屋に暫くいる。
タクヤは、りえがユウイチを想い恋しがっている時間に、
子供達との距離を縮めていた。
母親を恋しがる子供が寂しくないように…
そんな事にもりえは気付かずにいた。
タクヤは、いつも仕事部屋で寝ていた。
りえがユウイチを恋しがり、夜中に泣いていたり
ユウイチの夢をみて叫んでいたりするので
辛かった。
りえとどう接っしたらいいのか分からなかった。
仕事だけはりえとは事務的にしていて
二人きりになるのを避けていた。
タクヤを前妻が訪ねてきた。
りえは、チラリと彼女を見たが、タクヤに何の用事があり、訪ねてきたのか気にもならなかった。
タクヤは彼女と出掛け、翌日の朝まで戻らなかった。
翌日の昼になりタクヤは、 やたら元気になり戻ってきた。
りえは、流石に夜は心配だった。
連絡も無しに帰らない事は今までなかったからだ。
それから、タクヤは度々りえに黙って外泊をしていた。
その度にりえは心配した。
タクヤが誰とどうしようと自分は何も言えない…
ユウイチを想いながらもタクヤを想い
身体の関係を二人と続けていたからだ。
「お義父さん、私…ひとりぼっちになってしまったわ。」
りえがユウイチを恋しがれば恋しがる程
周りから離れ孤立していったのだった。