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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
ツトムは12時を過ぎたところで
迎えの車を呼んだ。

りえに握手を求め
「また、お邪魔させてください。」
と言った。

タクヤとはハグをし
「りえさんを大切にしないと俺が貰うからな。」
と耳打ちをした。

タクヤはギュッとツトムを抱き締め
「大丈夫さ。」
と答え、ツトムから離れた。

りえは深々とお辞儀をし、車が見えなくなるまで見送った。


車が見えなくなると、りえは家に入りタクヤも一緒に入った。

「タクヤくん、遅いから泊まってく?」
りえが言うとタクヤは頷いた。

リビングの脇にある畳の部屋にタクヤを案内した。
そして、押入れから布団を出した。
タクヤは、布団出しを手伝い、シーツを整えるりえの背後からりえを抱き締めた。

りえの髪は変わらずいい匂いがした。

「りえ…りえ…」
タクヤは懐かしさでいっぱいになった。

「タクヤくん…」

どこから行き違いが生じたんだろう…
タクヤはりえを抱き締めながら考えていた。

りえもタクヤの温もりに
離婚の決意の心が揺らいでいた。

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