この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Moon road〜月への道
第3章 結婚

気付くとタクヤがりえの乳房を咥えたまま眠っていた。

りえは起き上がり、リビングに行くと宴会の後らしい散らかりっぷりだった。

バスルームに行き、自分の顔を見ると頬は腫れおでこには傷があった。

洋服を脱ぐと掴まれた腕には痣ができ、叩かれたお尻は腫れていた。

吸われ過ぎた乳首も腫れて痛かった。

悲しくて悲しくて倒れ込んで泣いてしまった。


毎朝、新井と朝食を作るりえが来ないので、新井は不審に思い、タクヤの家に来た。
玄関は開いて、何度チャイムを鳴らしても出てこないので、上がり様子を伺いに来た。

洗面所を通りかかると嗚咽が聞こえ、入るとりえが裸のまま疼くまり泣いていた。

急いでバスタオルをりえにかけ

「旦那さんに、言ってきますね」

そう言って、その場から去ろうとする新井にりえは首を振った。

「お願いです。お義父さんには言わないで…」

そう言って号泣するりえに、新井もただ抱き締めるしかなかった。




「りえちゃんは?」

義父のユウイチは、りえが朝食に来ないので心配した。

「昨夜、会社の同僚や先輩が来て、りえが接待してくれて、疲れてまだ寝ています。」

タクヤは淡々と答えた。

新井は、散らかったリビングやシンクを片付け綺麗にし、りえの部屋に朝食を持って行った。

「ゆっくり食べたらいいよ」
りえの頭を撫でてから、部屋を出た。

りえは新井の優しさが嬉しくて涙が出た。


/367ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ