この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
マギカ☆フレグランス
第1章 魔女機構



「ふーん? にわかに信じれるような話じゃないけどねー」
「そ、そうですよね」

 一度寝室に戻った私たちはベッドの上に並んで座って話をしていた。
 一応なんとなくわかることを話したけれどやっぱり信じれるような内容ではないらしい。

「でも、ルナは絶対私に対してそんな反応しなかったし、今かなり違和感あるからね。なにかあったってことは流石にわかるわ」

 話していて少しずつ分かって来たんだけど、私の名前は《ルナ》というらしい。
 魔女機構っていう魔法使いの女の子達が集まる都市の魔女見習いとしてここに暮らしてるらしいんだけど、

 その魔女機構の最強七人は《フォアード》と呼ばれているらしく、そのうちの一人になることがルナの目的だったらしい。
 ほとんど意味がわからなかったけれど。

 そして、目の前のこの赤髪の子は…

「え、っと…メイラちゃんは…」
「だからちゃん付けはやめてってば。ルナはそんな風に呼ばなかったし、なにより私はルナの使い魔なんだから主従関係しっかり把握しときなさいよ」
「あ、ご、ごめんなさい」

 そういうことらしい。

 私の様子にため息を着いたメイラちゃ…メイラは両手を広げてベッドに倒れこんだ。そのまま言葉を出す。

「あーぁ。こんなんじゃ私やってけないなー、ルナだから一緒に頑張ろうって思ったのに…」
「え、あっ…」

 そしてこの魔女機構では魔女+使い魔の二人ペアが基本であり、使い魔を連れていない魔女見習いは《使い魔すら召喚できない魔女》となって一定期間後、機構から追放されるらしい。

 ここで、メイラにいなくなられてしまうのは、とても困る。
 機構を追い出されたとして、なにも知らない私はどうやって生きていくのか。

「…でもルナ可愛いしなぁ…中身変わっても外見は変わらないもんなぁ…」
「え、っと、あの、メイラ…」
「……なに?」
「もう少し時間欲しいの…。頭整理してルナって子に及ばないかもだけど立派な魔女目指すから」

 それが私の出した答えだ。
 それをメイラは少し逡巡してから、頷いた。

「わかった……じゃあ頭整理するついでに一回頭リフレッシュしよ」
「へ?…ってきゃあぁ!?」

 すっと起き上がったメイラにベッドに押し倒される。
 え、どゆこと!?

「いつもみたいに、気持ち良くなろ?」

 魔女と使い魔はどうやらこんな関係の様です。
/29ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ