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束縛彼氏 ヒイロ君
第3章 お出かけ。
付きまとわれ笑、
気がついたらもう日は沈んでいた。
私の洋服もばっちり乾いていた。
「ミズキが着替えたらいくか。」
もう既にヒイロ君は着替え終わっていて
真っ黒のワイシャツにシルバーのピアスと
ネックレスがとても似合っていた。
「おまたせ、ヒイロ君。真田さんには行くって伝えたの?」
「いや。まぁいきなりいった方がヤツも
驚ろいて楽しいだろう。」
そして車にのって真田さんが経営してる
居酒屋に向かう。
繁華街にあって車では通れない裏道にあるから
途中まで車。
「いつものコインパーキングに停めるか。」
真田さんの居酒屋の一番近くのコインパーキング。
車を停めてしっかりロック。
なんてたってヒイロ君の車はBMWだしね。
毎回思うけどBMWが買えるくらい給料も
いいのに脱サラした真田さんはすごい!!
「何してんの?早くいくぞ。」
私の腕を引き寄せてしっかりと
貝殻繋ぎの手。
「ヒイロ君って手繋ぐの好きだよ…ね?」
男の人にしては珍しいんじゃないか。 普通、
女の子の方が繋ぎたがるものだよね?
「何を言ってる?俺のそばを離れないように
する為だろうが。」
嬉しいけど、そんな俺様な言い方されても…苦笑。