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束縛彼氏 ヒイロ君
第7章 心配性


しばらく抱き締めた後、
二人は急いで服を身につける。

よくよく考えれば車内セックス
後ろの座席はスモークを
貼っていないから
誰かに見られてたかも知れない



「……ジンジンする。」



下腹部を押さえながら着替えるミズキ。




「俺のは威力が強いんだ。」


真顔でサラリと答えるからうけちゃった。


「ちょっ……どんだけの威力なのよ?
ってかヒイロ君ちゃんとゴムしてくれた?」


私達は婚約してるわけでもないから
中出しは出来ない。


それにヒイロ君が私との将来を
考えてるとも思えないしね。



「ゴムはいらん。外に出してんだから大丈夫だ」



えええー?でたよ。
膣外に出しても生だと危険なのに!



「もう。今度ヤるときはちゃんと
つけてね?万が一を考えよ?」



「なら、今度ヤるときは
騎乗位でやるか。」



ニッコニコしながら言うけど
そーゆう、話じゃない!笑っ


「……。とにかく帰ろう。」



着替え終わり車を走らせる。




ミズキは大学、
俺は会社、



それぞれの家に帰ることにした。




「じゃな。バイトある日は連絡しろ。
迎えにいくから。」


そう言い残し去ってゆく。




「……まったくー。」



と言いつつご機嫌なミズキ。


家に帰るなり鍵の施錠やら
ちゃんとこなしていくのであった。







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