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束縛彼氏 ヒイロ君
第7章 心配性
ヒイロのピストン運動に合わせるかのように
ミズキが腰をふる。
「んんんっ……あっ、あっ、……」
きゅうっとミズキの中が俺を締め付けてくる。
おい、ミズキ。
そんなにされたら俺も我慢
出来ないぞ……
「ミズキ愛してる、ミズキの声が聞きたい……」
いつにもなく切羽詰まったヒイロ君……
私だって本当に大好きだもん
愛してるとか照れ臭いけどでも
私にはヒイロ君だけ……
パンパンパンッ……
あっ、もうだめ……
「ヒイロ君……!ヒイロ君……、あっ…………」
ガクッとミズキの腰がはねあがり
ピクピクと痙攣している。
「大好き……」
ミズキが囁く。
いつもならイッたら意識失うくせに
今日ははっきりしてるらしい。
それに、好きって言われた。
何か素直に嬉しい……
「ミズキこっちこい、」
ミズキの足を固定していたシートベルトを
解いて抱き寄せる。
車はお互いの熱気で
窓は曇っていた。