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NEXT 【完結】
第73章 正式に同棲開始

イタリア旅行の詳細が決まり、稜のほうもなんとか予定を合わせて休みが取れた。
あんなに、土日入れても5日しかーと社長は言っていたが。
数子さんの口添えがあって、土日をよけた中5日間貰えることになった。
これで、最長9日間の旅行が可能だ。
飛行機によっては乗り換え等で、最終日は1日早く切り上げないと、仕事に間に合わないかもしれないので、そこは注意が必要だ。
夜、バイトから帰ってもレポートをしなきゃとかでパソコンを広げた羚汰に、そのことを報告する。
「マジで!よかった。一週間は欲しいもんなー」
「数子さんには『お土産期待してるわ〜』って言われちゃったけど...」
「あはは」
「で、チケット、お願いしていい?どうやって取ったらいいのか」
海外旅行は近場の、しかもパックになっているツアーしか参加したことがない。
しかも、行きだけとはいえ、1人で海外なんて。
「わかった。帰りの飛行機は一緒だから、いいとして。行きはー、乗り換えがないほうがいいよね?」
日本国内で乗り換えるのはなんとか1人でも大丈夫だ。
しかし、イタリアやほかの国で乗り換えとなると全く自信が無い。
羚汰は、なるべく安くあげるために、乗り換えの多い方法で行くようだが。
稜は大きく首を縦に振った。
「んー、じゃあー」
早速パソコンで羚汰が航空券を検索してくれている。
「羚汰、レポートあったんじゃ。チケット、またでいいよ」
「こーゆーのは、早くしないと。日が迫ると段々高くなったりするからー。あった、これどう?」
画面を見せてくれるがよくわからない。
「うん、これでいいよ!」
「え、よく見た?金額とか」
「だって、わかんないもの...」
一番上に出てきたのが、最安値でオススメなんだろうとはわかるが。
その次のとどう違うかはさっぱりわからない。
「じゃ、もう取るよ」
苦笑しながら、羚汰が予約ボタンを押す。
「ホントにいいのな?もうキャンセルしたら、お金発生しちゃうけど」
「え、そうなの?」
そう言われるとどうも不安になる。
でも、言葉の通じない場所で乗り換えなんて無理だし。
少々高くても、直行便がいい。
「いいよ、取って!」
羚汰がにいっと笑って、マウスをクリックした。
「で、帰りはこの日ね」
また画面を見せてくれるけど、今度は乗り換え便のようだ。
あんなに、土日入れても5日しかーと社長は言っていたが。
数子さんの口添えがあって、土日をよけた中5日間貰えることになった。
これで、最長9日間の旅行が可能だ。
飛行機によっては乗り換え等で、最終日は1日早く切り上げないと、仕事に間に合わないかもしれないので、そこは注意が必要だ。
夜、バイトから帰ってもレポートをしなきゃとかでパソコンを広げた羚汰に、そのことを報告する。
「マジで!よかった。一週間は欲しいもんなー」
「数子さんには『お土産期待してるわ〜』って言われちゃったけど...」
「あはは」
「で、チケット、お願いしていい?どうやって取ったらいいのか」
海外旅行は近場の、しかもパックになっているツアーしか参加したことがない。
しかも、行きだけとはいえ、1人で海外なんて。
「わかった。帰りの飛行機は一緒だから、いいとして。行きはー、乗り換えがないほうがいいよね?」
日本国内で乗り換えるのはなんとか1人でも大丈夫だ。
しかし、イタリアやほかの国で乗り換えとなると全く自信が無い。
羚汰は、なるべく安くあげるために、乗り換えの多い方法で行くようだが。
稜は大きく首を縦に振った。
「んー、じゃあー」
早速パソコンで羚汰が航空券を検索してくれている。
「羚汰、レポートあったんじゃ。チケット、またでいいよ」
「こーゆーのは、早くしないと。日が迫ると段々高くなったりするからー。あった、これどう?」
画面を見せてくれるがよくわからない。
「うん、これでいいよ!」
「え、よく見た?金額とか」
「だって、わかんないもの...」
一番上に出てきたのが、最安値でオススメなんだろうとはわかるが。
その次のとどう違うかはさっぱりわからない。
「じゃ、もう取るよ」
苦笑しながら、羚汰が予約ボタンを押す。
「ホントにいいのな?もうキャンセルしたら、お金発生しちゃうけど」
「え、そうなの?」
そう言われるとどうも不安になる。
でも、言葉の通じない場所で乗り換えなんて無理だし。
少々高くても、直行便がいい。
「いいよ、取って!」
羚汰がにいっと笑って、マウスをクリックした。
「で、帰りはこの日ね」
また画面を見せてくれるけど、今度は乗り換え便のようだ。

