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第23章 パーカー

パーカーの上からでもはっきりわかるぐらい、稜のそこはぷっくりと盛り上がっていた。

「これ着てシタら、気持ちよかった？」

羚汰が、稜の体を反転させ、後ろから抱きつく。
パーカーのチャックを半分ほど下ろして、左手をするりと中に入れて直接胸を弄り出した。
右手は稜の中心へと進んで、ボクサーパンツ越しに強く圧迫する。
稜が強く反応し、強い刺激に体がビクッとなる。

「...はんっ」

「気持ちよかった？」

耳を舐めながら囁く。

「あんっ...気持ちっ、よかったぁっ...」

「それで、同じやつ買いに行ったんだ」

「ぁあっ...はぁっ、そ、そう、うっんっ」

羚汰がベッドにそのまま強く押し倒す。

「あっ。羚汰っ。時間」

「そんなのもう止めれるワケないじゃん」

稜の口の中に、ぐいっと羚汰の舌が入ってくる。
腕や体を押さえつける力強さとは異なる舌の柔らかい感触が、稜の体を溶かしてゆく。
咥内を思う存分舐め回し、そのまま首筋を這って下へとゆっくり降りてゆく。

パーカーのチャックが全て外され、体を隅々まで愛撫してゆく。

片手で胸を掴み広げた指を食い込ませる。もう片方の胸の頂きに舌を這わすようにして吸い付く。

「...ぅはんっ」

ぷっくり膨れたその場所を、丹念に舐め回し吸い付き舌先で弄ぶ。
もう片方の胸も同じように丁寧に弄り倒すと、胸の先の周りまでもが赤くぷっくり膨れ上がる。最後に両方の先を指で摘まんだ。

「はあっっ！！」

稜の胸が大きく跳ね上がり、体が弓なりに反る。

稜が反応したのを確認すると満足そうにまた下に愛撫がおりてゆく。


ボクサーパンツに手を掛けて、ゆっくり降ろしてゆく。

もうすでに自分でもわかるぐらい稜はすっかり濡れていて、ボクサーパンツが糸を引くほどになっていた。

「稜、スゴイ濡れてる」

「ゃんっ」

脱がせながら、もも、ひざ、ふくらはぎ、足先とゆっくりキスを落としてゆく。
脱がせた後も、先からゆっくり内側を舌が這う。

稜は、早くあそこに触れて欲しくてお尻がもじもじしてきた。

太腿の内側から付け根の辺りを舐められたとき、期待感に腰が自然に浮いてしまう。

羚汰は付け根まで来ると、ふと舌を止めて、反対の足先を舐めはじめた。