この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
NEXT 【完結】
第5章 女子会

「ねぇ。彼氏、出来たでしょ」
お昼前の仕事に手間取り、少し遅いお昼ご飯を自分のデスクで食べていると、隣のデスクから数子が機会を伺っていたのだろう珍しく食後のコーヒー片手に聞いきた。
迫力あるその決めつけの質問は、嫌でも答えを聞き出すという意思を感じる。
稜は、朝駅前で買ってきたサンドイッチを、口いっぱいに頬張っていた。
「...ヘ?」
イキナリなんでそんな話になったのかわからず、パンを口に入れたまま止まっていると、数子はにやりと笑って勝ち誇ったように指摘してきた。
「なんか今日、すっごくかわいいんだもの!」
「!」
稜は、口に入れたパンをもう少しで吹き出すところだった。
周りの事務員が、仕事をしながら耳をそばだてているのを感じる。
「実は私ね、高崎さんの様子がここのところ元気がナイなって思ってたんだけど!」
ぐふふ、と数子が笑う。
「それが、昨日の朝から、エラいスッキリした顔しちゃってバリバリ働いててさ~」
それまでの寝不足がスッキリ眠れただけですけど。と思ったが口には出さない。
「んで、昨日山本さんに一部始終を聞いたの」
どうやら昨日、稜が数子から逃げたので、山本さんを捕まえて聞き出したらしい。
数子に迫られて一部始終を吐かされる山本を想像して苦笑いする。
きっと数子が大好きな往年の刑事ドラマさながらだったに違いない。
「山本さんの甥っ子さん?がフって来たって?
それが理由がヒドイじゃない!実は彼女がいたんですって!
しかも、一方的なお断りのメールが来たんでしょ。
何度も食事行っときながら、断るのがメールってのがこれまた失礼しちゃうわよね!
山本さんも山本さんよ。その辺、リサーチ不足よね~。
昔っから山本さんは、ツメが甘いのよ~」
たたみかける様に、数子さんは続ける。
少し実際と違う箇所があるが、面倒なので否定しないでおいた。
お昼前の仕事に手間取り、少し遅いお昼ご飯を自分のデスクで食べていると、隣のデスクから数子が機会を伺っていたのだろう珍しく食後のコーヒー片手に聞いきた。
迫力あるその決めつけの質問は、嫌でも答えを聞き出すという意思を感じる。
稜は、朝駅前で買ってきたサンドイッチを、口いっぱいに頬張っていた。
「...ヘ?」
イキナリなんでそんな話になったのかわからず、パンを口に入れたまま止まっていると、数子はにやりと笑って勝ち誇ったように指摘してきた。
「なんか今日、すっごくかわいいんだもの!」
「!」
稜は、口に入れたパンをもう少しで吹き出すところだった。
周りの事務員が、仕事をしながら耳をそばだてているのを感じる。
「実は私ね、高崎さんの様子がここのところ元気がナイなって思ってたんだけど!」
ぐふふ、と数子が笑う。
「それが、昨日の朝から、エラいスッキリした顔しちゃってバリバリ働いててさ~」
それまでの寝不足がスッキリ眠れただけですけど。と思ったが口には出さない。
「んで、昨日山本さんに一部始終を聞いたの」
どうやら昨日、稜が数子から逃げたので、山本さんを捕まえて聞き出したらしい。
数子に迫られて一部始終を吐かされる山本を想像して苦笑いする。
きっと数子が大好きな往年の刑事ドラマさながらだったに違いない。
「山本さんの甥っ子さん?がフって来たって?
それが理由がヒドイじゃない!実は彼女がいたんですって!
しかも、一方的なお断りのメールが来たんでしょ。
何度も食事行っときながら、断るのがメールってのがこれまた失礼しちゃうわよね!
山本さんも山本さんよ。その辺、リサーチ不足よね~。
昔っから山本さんは、ツメが甘いのよ~」
たたみかける様に、数子さんは続ける。
少し実際と違う箇所があるが、面倒なので否定しないでおいた。

