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第5章 女子会

何かいい方法はナイだろうかー。

稜は、帰宅しながら真面目に考えていた。

このままだと、恰好の酒の肴だ。

事務所のスタッフは、皆どういうワケだか、独身で、彼氏が居ないようだった。
若い子４人で、よくコンパにも行ってるようなので、間違いない。
数子は、バツイチで高校生の娘が２人いるが、独身に違いない。

考えながら歩いていると、スーパーを通り過ぎるところだった。
今日こそスーパーに寄らないと、家に何もない。

食材をいろいろ買い込んで、部屋に帰った。
買ってきた食材を冷凍したり、仕分けたり、作り置きしたり。

料理をしていると、いろんなことが忘れられた。
そんなに得意ではナイ分、時間がかかってかえっていい。

模様替えにしろ、料理にしろ、何かしらしていると気が落ち着く。こらからは、何か習い事でも始めるのもアリかもしれない。


バタバタと働き、この日も早く布団に入ったー。