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NEXT 【完結】
第36章 お泊り会

「えっ...うん。まぁ...」
いつその話になるか、密かにずっと気になってはいた。
有希子はなんでもお見通しだ。
「大丈夫よ。とりあえず、夜中の12時になるまで、私がその話はするなって言ってあるから」
「そーなの?」
「それまでは、フツーの鍋パーティだから」
「...わかった」
千夏が、家中を探し回って2階から栓抜きを持って降りてきた。
「あったー!」
おつまみでとりあえず乾杯する。
「かんぱーい!!」
「うわっ。このワイン美味しい!」
「んー。このチーズも美味しいよ~!」
有希子に“あの話は12時過ぎて”と言われていたものの、少し気になる。
気にしまいとワイングラスを傾け、どんどん飲んでゆく。
千夏も少し気にしているのか、ワザとらしく最近話題になったドラマの話を始めた。
あのシーンできゅんきゅんした。
方言がとっても良く似合って、あの俳優さんすっごい気になる。
でも、違うドラマのあの俳優も可愛かった。
と、どうやら、あらゆるドラマを見まくって、好みのイケメン探しをしていたらしい。
テレビにいくつか録画していたらしく、丁寧におすすめシーンを再生までしてくれた。
そのドラマに出てくる千夏お勧めのイケメンくんを解説付きで見ながら、時間も良くなったので鍋も食べ始める。
「ああ、この前の回のが良かったのよ!録画してないんだけど」
「何よ。じゃ、この回見てもダメじゃん」
「私、あのドラマの子がかわいかったんだけど~」
3人とも偶然見ていたドラマがあり、その男の子がよかったとは満場一致で決まる。
というか、誰もが恋するような設定のイケメンだった。
「あれ、絶対続編あるよね」
「映画化じゃない??」
「ありえるー!!」
千夏のイケメン談議はまだまだ続く。
昔のドラマに、今主役を張る人気俳優が端役で出ていたのを、再放送で見つけた。とか。
往年のトレンディ―俳優が、ドラマの父親役をしてる。とか。
ドラマの評論家になれるんではないかと思うほどの、トークが続く。
3人ともいつしか、純粋に盛り上がっていた。
鍋も美味しく、次々とワインも開けてゆく。
いつその話になるか、密かにずっと気になってはいた。
有希子はなんでもお見通しだ。
「大丈夫よ。とりあえず、夜中の12時になるまで、私がその話はするなって言ってあるから」
「そーなの?」
「それまでは、フツーの鍋パーティだから」
「...わかった」
千夏が、家中を探し回って2階から栓抜きを持って降りてきた。
「あったー!」
おつまみでとりあえず乾杯する。
「かんぱーい!!」
「うわっ。このワイン美味しい!」
「んー。このチーズも美味しいよ~!」
有希子に“あの話は12時過ぎて”と言われていたものの、少し気になる。
気にしまいとワイングラスを傾け、どんどん飲んでゆく。
千夏も少し気にしているのか、ワザとらしく最近話題になったドラマの話を始めた。
あのシーンできゅんきゅんした。
方言がとっても良く似合って、あの俳優さんすっごい気になる。
でも、違うドラマのあの俳優も可愛かった。
と、どうやら、あらゆるドラマを見まくって、好みのイケメン探しをしていたらしい。
テレビにいくつか録画していたらしく、丁寧におすすめシーンを再生までしてくれた。
そのドラマに出てくる千夏お勧めのイケメンくんを解説付きで見ながら、時間も良くなったので鍋も食べ始める。
「ああ、この前の回のが良かったのよ!録画してないんだけど」
「何よ。じゃ、この回見てもダメじゃん」
「私、あのドラマの子がかわいかったんだけど~」
3人とも偶然見ていたドラマがあり、その男の子がよかったとは満場一致で決まる。
というか、誰もが恋するような設定のイケメンだった。
「あれ、絶対続編あるよね」
「映画化じゃない??」
「ありえるー!!」
千夏のイケメン談議はまだまだ続く。
昔のドラマに、今主役を張る人気俳優が端役で出ていたのを、再放送で見つけた。とか。
往年のトレンディ―俳優が、ドラマの父親役をしてる。とか。
ドラマの評論家になれるんではないかと思うほどの、トークが続く。
3人ともいつしか、純粋に盛り上がっていた。
鍋も美味しく、次々とワインも開けてゆく。

