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NEXT 【完結】
第58章 3週間ぶり

「ほら、めちゃエロい...」
羚汰の顔が近づいて今にも唇が触れそうだ。
吐息混じりにそう言う羚汰のほうが色気があって、その息がかかる度にまた体が反応し、稜からその唇に吸い付く。
稜の動きを待っていたのか、触れた羚汰の唇が優しくまとわりつく。
「...んっ」
唇が柔らかく触れるだけのキスを繰り返す。
夢中になって交わしているうちに、稜の体で羚汰をソファの背もたれに押し付けている。
羚汰の指がいつの間にか、お尻や太ももに触れている。
でもその辺りをゆっくり撫でるだけだ。
唇が触れるだけで、舌が入ってくる気配もないし。
ふっと気づいて、稜か慌てて体を起こす。
「...どうしたの?」
何やってるんだろう。
謝っていたのに、羚汰の色気に負けてその唇に引き寄せられるようにキスしてしまった。
「ごめんね」
きっと羚汰はそんなつもりではなかったのだ。
欲情してしまった自分が急激に恥ずかしい。
こんな座り方してるからよ。
ソファの肘掛に両手をついて立ち上がろうとするも、羚汰にまた腰を抱きかかえられる。
「ひゃっ」
「なんでやめんの?」
「...っ、だって」
何と言っていいのか。
「稜のチュウ、噛みしめてたのに」
は?
「もっとして」
羚汰が目を瞑って唇を差し出す。
その顔はさっきまでの眉間にシワがよっていたのとは違って、すごく嬉しそうに笑っている。
稜の中に、また愛しさが込み上がってきて、夢中で唇を寄せた。
何度か唇が触れては離れて、稜から舌も差し入れる。
待っていたのか羚汰がすぐ迎えてその先が絡まる。
「んっ...んふっ...」
深く絡まって、また二人の体がソファの背もたれに沈む。
羚汰の指がお尻を広げるように動いていて、少し固さを主張してきた場所に押しやられている。
柔らかな布越しに擦られて、じんわりと濡れていた場所から
しっとりと濡れ広がる。
「...んぁっ、...んふっ」
稜の鎖骨のあたりから、布越しに羚汰の唇が這い降りてゆく。
「稜、明日も仕事だよね?」
「んっ...」
胸元のボタンが唇で器用に外されて、肌けた胸の谷間に唇が触れた。
「さっきので終わらすつもりだったけど...」
下からも指が外していて、元々少なかったボタンはいつの間にか開けられたようだ。
羚汰の顔が近づいて今にも唇が触れそうだ。
吐息混じりにそう言う羚汰のほうが色気があって、その息がかかる度にまた体が反応し、稜からその唇に吸い付く。
稜の動きを待っていたのか、触れた羚汰の唇が優しくまとわりつく。
「...んっ」
唇が柔らかく触れるだけのキスを繰り返す。
夢中になって交わしているうちに、稜の体で羚汰をソファの背もたれに押し付けている。
羚汰の指がいつの間にか、お尻や太ももに触れている。
でもその辺りをゆっくり撫でるだけだ。
唇が触れるだけで、舌が入ってくる気配もないし。
ふっと気づいて、稜か慌てて体を起こす。
「...どうしたの?」
何やってるんだろう。
謝っていたのに、羚汰の色気に負けてその唇に引き寄せられるようにキスしてしまった。
「ごめんね」
きっと羚汰はそんなつもりではなかったのだ。
欲情してしまった自分が急激に恥ずかしい。
こんな座り方してるからよ。
ソファの肘掛に両手をついて立ち上がろうとするも、羚汰にまた腰を抱きかかえられる。
「ひゃっ」
「なんでやめんの?」
「...っ、だって」
何と言っていいのか。
「稜のチュウ、噛みしめてたのに」
は?
「もっとして」
羚汰が目を瞑って唇を差し出す。
その顔はさっきまでの眉間にシワがよっていたのとは違って、すごく嬉しそうに笑っている。
稜の中に、また愛しさが込み上がってきて、夢中で唇を寄せた。
何度か唇が触れては離れて、稜から舌も差し入れる。
待っていたのか羚汰がすぐ迎えてその先が絡まる。
「んっ...んふっ...」
深く絡まって、また二人の体がソファの背もたれに沈む。
羚汰の指がお尻を広げるように動いていて、少し固さを主張してきた場所に押しやられている。
柔らかな布越しに擦られて、じんわりと濡れていた場所から
しっとりと濡れ広がる。
「...んぁっ、...んふっ」
稜の鎖骨のあたりから、布越しに羚汰の唇が這い降りてゆく。
「稜、明日も仕事だよね?」
「んっ...」
胸元のボタンが唇で器用に外されて、肌けた胸の谷間に唇が触れた。
「さっきので終わらすつもりだったけど...」
下からも指が外していて、元々少なかったボタンはいつの間にか開けられたようだ。

