この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
NEXT 【完結】
第66章 トケル

泣きそうなその声を聞いてか、羚汰の動きが早まって、稜を追いやってゆく。
稜の腰を両手で掴んで、激しく動かし出す。
「あ!...だめっ、そんなにしたらっ」
体が後ろに倒れそうになるのを羚汰の首に両手を回して必死にこらえる。
動きやすくなったその体で、大きく突き上げるようにして腰を動かしてゆく。
自らも動いていた稜だったが、緩急をつけて動き回る羚汰の腰使いに、今はもうただただ体を任せて喘ぐしかない。
「やっ...あっ、すご、...はげしっ」
余裕がモハヤ無くなった稜とは反対に、羚汰は額に汗は滲むものの終始嬉しそうに腰を打ち付け続ける。
稜の腰が大きく波打ち、あっという間に上り詰めた。
「...ぁあっ!」
体以上に波打つナカを、羚汰が流石に必死に耐える。
「...くっ」
稜を抱きしめてベッドに横たわる。
汗ばんだ体をシーツの上に投げ出しながら、稜はふと時間を気にする。
「羚汰、じかんんっ...」
もう部屋はすっかり明るくなっていて、日が高くなって来たことがカーテン越しにもはっきりわかる。
額の汗もそのままに羚汰の顔が近づいて、耳にかぶりついてくる。
「ん?まだ大丈夫っ」
「いま、何時っ?」
えー。と不服そうに羚汰が体を回転させ手を伸ばして、スマホを探り当てた。
反対の腕で稜を抱きしめたままなので、稜は身動きが取れない。
「まだ6時ちょい」
「うそっ」
「なんで嘘なのさ」
羚汰がくくっと笑いながらスマホの画面を見せてくれる。
確かにまだ“6:09”と表示されている。
「...こんなに明るいのに」
スマホをサイドテーブルに置き直した羚汰が、稜のうなじに舌を這わせる。
後ろから回した手で膨らみを揺らして、その先を軽く指でつまむ。
「んっ...」
「温かくなってきたからね~。稜も汗だくだし」
確かに、温かくなってきてより汗をかいている気がする。
明るさとその汗のことで恥ずかしさが増す。
片手がするすると下りてゆき、稜の中心に指をこじいれる。
「...ひゃんっ」
自然と逃げようとベッドにうつ伏せるように体を動かしてしまう。
しかし、その方が羚汰の都合が良かったらしく、稜の腕や体を動かしてあっという間に俯せにしてしまう。
「...はぁっ」
同時に背中を這っていた舌が徐々に下におりて、稜の臀部を舐めまわす。
稜の腰を両手で掴んで、激しく動かし出す。
「あ!...だめっ、そんなにしたらっ」
体が後ろに倒れそうになるのを羚汰の首に両手を回して必死にこらえる。
動きやすくなったその体で、大きく突き上げるようにして腰を動かしてゆく。
自らも動いていた稜だったが、緩急をつけて動き回る羚汰の腰使いに、今はもうただただ体を任せて喘ぐしかない。
「やっ...あっ、すご、...はげしっ」
余裕がモハヤ無くなった稜とは反対に、羚汰は額に汗は滲むものの終始嬉しそうに腰を打ち付け続ける。
稜の腰が大きく波打ち、あっという間に上り詰めた。
「...ぁあっ!」
体以上に波打つナカを、羚汰が流石に必死に耐える。
「...くっ」
稜を抱きしめてベッドに横たわる。
汗ばんだ体をシーツの上に投げ出しながら、稜はふと時間を気にする。
「羚汰、じかんんっ...」
もう部屋はすっかり明るくなっていて、日が高くなって来たことがカーテン越しにもはっきりわかる。
額の汗もそのままに羚汰の顔が近づいて、耳にかぶりついてくる。
「ん?まだ大丈夫っ」
「いま、何時っ?」
えー。と不服そうに羚汰が体を回転させ手を伸ばして、スマホを探り当てた。
反対の腕で稜を抱きしめたままなので、稜は身動きが取れない。
「まだ6時ちょい」
「うそっ」
「なんで嘘なのさ」
羚汰がくくっと笑いながらスマホの画面を見せてくれる。
確かにまだ“6:09”と表示されている。
「...こんなに明るいのに」
スマホをサイドテーブルに置き直した羚汰が、稜のうなじに舌を這わせる。
後ろから回した手で膨らみを揺らして、その先を軽く指でつまむ。
「んっ...」
「温かくなってきたからね~。稜も汗だくだし」
確かに、温かくなってきてより汗をかいている気がする。
明るさとその汗のことで恥ずかしさが増す。
片手がするすると下りてゆき、稜の中心に指をこじいれる。
「...ひゃんっ」
自然と逃げようとベッドにうつ伏せるように体を動かしてしまう。
しかし、その方が羚汰の都合が良かったらしく、稜の腕や体を動かしてあっという間に俯せにしてしまう。
「...はぁっ」
同時に背中を這っていた舌が徐々に下におりて、稜の臀部を舐めまわす。

