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NEXT 【完結】
第67章 予定

「ダッシュで帰るから。お風呂待ってて。一緒に入ろ」
そう連絡が入っていたものの、稜はこっそりお風呂に入ることにした。
羚汰と一緒に入ったら、髪を洗ったり化粧を落としたりが落ち着いて出来ないのだ。
「ゆっくりどうぞ」と言われるものの、羚汰がじっと見つめて来るので、どうもゆっくりできない。
もたもたしていると、「手伝う」という名目でボディタッチが始まってしまって。
本当にそれどころでもなくなってしまう。
昼間は随分温かくなってきたが、まだ夜は冷える。
丹念に全身を洗ってから、温かいお風呂に浸かると、ほっこり体の疲れが取れるようだ。
「ふぅ~」
今朝の羚汰は、はじめはすごく優しくて。
今日仕事の稜を、気遣ってくれた風だったが。
後半は稜が煽ったのもあって、かなり熱く交わった。
あの後スグは、立ち上がれないかと思ったが、シャワーを浴びるとすっきりして。
なんとか会社にも行けた。
会社はデスクワークがほとんどで。
いつもなら銀行や郵便局などちょいちょい出掛けることもあるが、今日は出かけることもなくすんだので助かった。
今はもう、気だるさが残る程度で不思議と体へのダメージは残ってはいない。
新しいベッドがいいのかもしれない。
あの森家の別荘のベッドまではいかないが、前のに比べて格段に寝心地が良い。
そして、前のよりひと回り大きくなったというのに、眠る時はまた同じようにくっついて寝ていた。
というより、羚汰がくっついてくる。
もう慣れたけど。
眠る時の羚汰を思い出して、ふふっと笑ってしまう。
2人ともそこまで寝相がいい訳ではないので、朝になってみると離れていることがほとんどだ。
それでも、近くに羚汰の寝息を感じて目覚めるのは、すごく幸せな気分になる。
「稜!りょーーう!!!」
はっと気付くと、慌てた羚汰の顔がそばにある。
「ふえっ?」
「大丈夫?何してんの」
「え、なに?」
体を動かすと水の音が目の前でする。
あ、そうだ。お風呂入っててー、あのまま寝ちゃったんだ。
「ごめん。いつの間にか寝ちゃってた」
「あー、びっくりした。って、こんな所で寝たらダメじゃん!」
羚汰は、ブルゾンを着たままだ。
というか、全身服を着たままなのだ。
風呂場なのに。
稜が起きて安心したのか、とりあえず濡れた靴下を脱いでいる。
そう連絡が入っていたものの、稜はこっそりお風呂に入ることにした。
羚汰と一緒に入ったら、髪を洗ったり化粧を落としたりが落ち着いて出来ないのだ。
「ゆっくりどうぞ」と言われるものの、羚汰がじっと見つめて来るので、どうもゆっくりできない。
もたもたしていると、「手伝う」という名目でボディタッチが始まってしまって。
本当にそれどころでもなくなってしまう。
昼間は随分温かくなってきたが、まだ夜は冷える。
丹念に全身を洗ってから、温かいお風呂に浸かると、ほっこり体の疲れが取れるようだ。
「ふぅ~」
今朝の羚汰は、はじめはすごく優しくて。
今日仕事の稜を、気遣ってくれた風だったが。
後半は稜が煽ったのもあって、かなり熱く交わった。
あの後スグは、立ち上がれないかと思ったが、シャワーを浴びるとすっきりして。
なんとか会社にも行けた。
会社はデスクワークがほとんどで。
いつもなら銀行や郵便局などちょいちょい出掛けることもあるが、今日は出かけることもなくすんだので助かった。
今はもう、気だるさが残る程度で不思議と体へのダメージは残ってはいない。
新しいベッドがいいのかもしれない。
あの森家の別荘のベッドまではいかないが、前のに比べて格段に寝心地が良い。
そして、前のよりひと回り大きくなったというのに、眠る時はまた同じようにくっついて寝ていた。
というより、羚汰がくっついてくる。
もう慣れたけど。
眠る時の羚汰を思い出して、ふふっと笑ってしまう。
2人ともそこまで寝相がいい訳ではないので、朝になってみると離れていることがほとんどだ。
それでも、近くに羚汰の寝息を感じて目覚めるのは、すごく幸せな気分になる。
「稜!りょーーう!!!」
はっと気付くと、慌てた羚汰の顔がそばにある。
「ふえっ?」
「大丈夫?何してんの」
「え、なに?」
体を動かすと水の音が目の前でする。
あ、そうだ。お風呂入っててー、あのまま寝ちゃったんだ。
「ごめん。いつの間にか寝ちゃってた」
「あー、びっくりした。って、こんな所で寝たらダメじゃん!」
羚汰は、ブルゾンを着たままだ。
というか、全身服を着たままなのだ。
風呂場なのに。
稜が起きて安心したのか、とりあえず濡れた靴下を脱いでいる。

