この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Cynical moon〜冷たい月
第2章 婦人科医の男

貴子は心療内科医
父親は内科医をしていて
父親の経営する病院に勤めている。
貴子のところに一人の男性がやってきた。
体調が優れないという理由ではなく
貴子と話をしたくてやってきたのだ。
この男性は、婦人科医で
医師会で顔をよく合わせていた。
とは、言っても
貴子が子供の頃からの知り合いだった。
偶然にバーで出会い、話しが弾み
貴子へ診察をして貰うようになった。
「貴子先生、今日も来てしまったよ」
「博史せんせ、お疲れな顔をしてますね」
「患者の顔色を診るより、性器を診る方が多いし、
患者の顔を覚えるより、性器で覚えてしまうから…」
「あら、性器の美人とかもあるの?」
貴子は笑いながら冗談交じりに言った。
「顔と同じで好みはあるけど、美人な性器、ブスな性器はあるさ」
博史は笑いながら、答えた。
「今度貴子さんも美人か診てあげるよ」
なんて…
くだらない話しを
その日の一番最後の貴子の患者として話しをしに
やってくるのだった。
父親は内科医をしていて
父親の経営する病院に勤めている。
貴子のところに一人の男性がやってきた。
体調が優れないという理由ではなく
貴子と話をしたくてやってきたのだ。
この男性は、婦人科医で
医師会で顔をよく合わせていた。
とは、言っても
貴子が子供の頃からの知り合いだった。
偶然にバーで出会い、話しが弾み
貴子へ診察をして貰うようになった。
「貴子先生、今日も来てしまったよ」
「博史せんせ、お疲れな顔をしてますね」
「患者の顔色を診るより、性器を診る方が多いし、
患者の顔を覚えるより、性器で覚えてしまうから…」
「あら、性器の美人とかもあるの?」
貴子は笑いながら冗談交じりに言った。
「顔と同じで好みはあるけど、美人な性器、ブスな性器はあるさ」
博史は笑いながら、答えた。
「今度貴子さんも美人か診てあげるよ」
なんて…
くだらない話しを
その日の一番最後の貴子の患者として話しをしに
やってくるのだった。

