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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第22章 台風
一通り回って、館内のレストランでご飯を食べて出てくると、外は暴風雨だった。
しまった、これは想像以上かもしれない。
屋内にいたから、ここまで酷くなってるなんてわからなかった。
「駅まで走ろ!」
「はい!」
傘を差しても全然意味がない。
むしろ、傘ごと吹き飛ばされそうになる。
「ひゃああああ!」
裏返ってしまった傘を必死で握っていると、スカートがべろりとまくれあがった。
周くんがぎょっとして、慌てて目をそらす。
うわああああ!
台風をなめてた私のばかあああああ!
しまった、これは想像以上かもしれない。
屋内にいたから、ここまで酷くなってるなんてわからなかった。
「駅まで走ろ!」
「はい!」
傘を差しても全然意味がない。
むしろ、傘ごと吹き飛ばされそうになる。
「ひゃああああ!」
裏返ってしまった傘を必死で握っていると、スカートがべろりとまくれあがった。
周くんがぎょっとして、慌てて目をそらす。
うわああああ!
台風をなめてた私のばかあああああ!