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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第22章 台風
しばらく待っていると、エレベーターから歌子さんが降りてきた。
社員証をかざすとゲートが開く。
かっこいい。
「あらあら奈緒姫ちゃん、久しぶりねぇ」
歌子さんは若くて美人さんだ。
タイトなスカートをはいて、ヒールを響かせながらやってくる。
つやつやの髪を高いところでひとくくりにして、耳には揺れるピアス、ネイルは落ち着いたレッドブラウンだ。
キャリアウーマンってこんな感じなんだろうか。
「すぐ裏のビジネスホテルを取っておいたわ。私はまだ仕事が残ってるから、先に行ってて。部屋はふたつ。部屋割りは――」
社員証をかざすとゲートが開く。
かっこいい。
「あらあら奈緒姫ちゃん、久しぶりねぇ」
歌子さんは若くて美人さんだ。
タイトなスカートをはいて、ヒールを響かせながらやってくる。
つやつやの髪を高いところでひとくくりにして、耳には揺れるピアス、ネイルは落ち着いたレッドブラウンだ。
キャリアウーマンってこんな感じなんだろうか。
「すぐ裏のビジネスホテルを取っておいたわ。私はまだ仕事が残ってるから、先に行ってて。部屋はふたつ。部屋割りは――」