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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第5章 お買い物
俺は休み時間の度にケータイをチェックした。
帰りのホームルームが始まる頃、やっと奈緒姫から返事がきた。
ドキドキしながら返事を開くと、また遠野に「キメェ」と言われた。

『今日は特売日なので帰ります。うちの近くにあるスーパーです。覚えてますか?』

なんだ、一緒に帰れないのか。

俺は特売日に負けたらしい。
机に突っ伏したら思いっきり額をぶつけた。

そういえばあったな、スーパー。
スーパーは大事だよな。
だって食卓の生命線だもんな。
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