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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第28章 ひとつ
「少し、動くよ?」

上から覗きこんでくる周くんの表情があまりにも必死だったので、私はこくんと頷いた。

入り口がひきつれるように痛い。
奥は圧迫感と異物感が酷かった。

本当にこれ、気持ち良くなるのかな。
でも、周くんが気持ち良いなら、それでいい。

「はっ……」

周くんが熱い息を吐く。
呼吸が浅い。

周くんの匂いがする。
ベッドからも、汗をかいている周くん自身からも。
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