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第31章 二回目

奈緒姫は頷く。

「私はもういっぱい気持ち良いから、周くん、も……気持ち良くないと、駄目……」

もしかしてさっき俺のこと脱がそうとしたのも、そのためなのか？

「うわぁ……」

奈緒姫、それは反則だよ。

額を覆って目を閉じた俺に、奈緒姫が不安そうな声をかけてくる。

「あ、周くん？」

「ちょっと待って、今、鼻血出そうだから」

「ええっ？」