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第31章 二回目

ぐっ、て力をこめるこの瞬間が、一番ドキドキする。

「あぁっ……」

穂先がめり込んで、奈緒姫がかすれた声をあげた。

良かった、今回はスムーズだ。
たくさんのひだが俺を包み込む。

すっごい、イイ。

狭い内部を分け入って、俺のもので道をつくる。
押し開いて、ギチギチの場所を屈服させる。

まるで征服者にでもなったみたいだ。

最後まで突き入れて一呼吸ついた。

「痛くない？」