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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第37章 クリスマス
ありがたく後部座席に乗り込むと、中は暖房がきいていて暖かかった。
太基さんがバックミラー越しに笑う。
「クリスマスなのに、周くんは一人だって聞いたから。可愛そうになって来ちゃった」
太基さんが笑うと、童顔の顔がくしゃっとなって、ますます人懐っこい印象になる。
「今日、お母さんも帰り遅いんでしょ?」
奈緒姫が大きな布の包みを差し出した。
タッパーがいくつか入っているらしい。
「これ、アヤ兄が買ってきてくれたケーキと、私が作ったお料理だよ」
太基さんがバックミラー越しに笑う。
「クリスマスなのに、周くんは一人だって聞いたから。可愛そうになって来ちゃった」
太基さんが笑うと、童顔の顔がくしゃっとなって、ますます人懐っこい印象になる。
「今日、お母さんも帰り遅いんでしょ?」
奈緒姫が大きな布の包みを差し出した。
タッパーがいくつか入っているらしい。
「これ、アヤ兄が買ってきてくれたケーキと、私が作ったお料理だよ」