パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第14章 悪魔の目覚め

＊

それからはたびたびエリーや礼也から悪魔について教えてもらった。
悪魔には階級があって、人間に近い姿で知能もある自分達は上級悪魔と呼ばれる存在であること。
上級悪魔は低級悪魔と違い、ごく普通の人間にも存在が判るくらいに人間界の空気と馴染むことができること。
人間に近いことで、たまに突然変異的に遥斗や礼也のように人間界で、人間の両親から生まれる上級悪魔がいること。
突然翼が生えたのは、悪魔としての体が成熟した証であることや、翼は自分の意思で出し入れのコントロールが利くから不安に思う必要はないこと。
悪魔は縦社会であること。