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少年悪魔
第2章 誕生日の夜
訊きたいことはたくさんあるのに、言葉がうまく出てこない。
「まあ、今回は助けてあげられたけど、今後は気をつけなよ。特に夜ね」
今後。つまり、この先も今日のようなことは起こると遥斗は言っている。
そして、今日はたまたま助かっただけだとも。
あの黒い異形の姿を思い出し、繭の背筋に悪寒が走った。
「さ、さっきの、黒いのは何なの…?」
遥斗が口の端を上げた。


「ああ、悪魔だよ」


悪魔。
非現実的な単語に、思考が混乱しそうになるが、遥斗は続ける。
「あれは僕と同じ、悪魔」
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