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私と絵のぐと
第4章 モデルはじめ
「優璃。綺麗だよ。」

彼の言葉、声、指先、体温すべてに体が反応してしまう。

「っうん…っ!…ふぁ…っ!」

耳元で囁く彼の声は甘くて痺れる。

「そう。気持ちいい…?…ここ。」

「んっ…気持ちいい…っあぁ!」

ーくちゅくちゅ!ー

しなやかな指は私の膨らんだ蕾を刺激する。
体がビクンと反応する。

「あ…ここがいいんだ。ほら、もっと感じて。
 目閉じないで。俺をみろよ。」

熱くて溶けてしまいそうな視線と絡まり、体が動かなくなる。

「っあ!んあぁ!」

口からこぼれるのは、快楽に染まった喘ぎ声。

「どんどん溢れてくるよ。…イキたい?」

ーぐちゅぐちゅっ!ー

「んん!あぁんっ!あっ…!!」

動く指を止められる。

「イキそうだったのにね…?
 イくときは教えて。それと、俺の名前呼んで。
 瑠晴って…。じゃないと、イかせないよ。」

こんなにはちきれそうな快感の手前でやめられたら…。

「っ!/////」

「いいねぇ。その眼差し。欲情して、本能剥き出しのところが…綺麗だね。今日は、仕事はじめだから…。」

ーぐちゅぐちゅっ!くちっ!ー

「あぁっ!ふ…んん!」

私の感じる場所を一気に刺激してくる。

「今日は、このくらいに…な。
 ほら。イク時の顔見せろよ?」

乱暴な言葉なのに、なんで表情は穏やかなの?

「あぁっ!あっ!瑠晴っ!…んっイクっ!!」

ービクン!ビクン!ー

彼の視線、言葉と指先にイかされてしまった。

「よく…できました。
 これからは、絵描かれる時もそんな顔しろよ?
 欲情してる優璃を描きたい。」
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