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私と絵のぐと
第5章 体の変化
「んんっ…////」

「優璃…。」

もっと呼んで。

「…んっ……。」

漏れる瑠晴の息づかいは、私の耳を犯していく。
どんどん体は火照り、瑠晴を求めていると思った。
お互いの唇が離れ、見つめ合う。

「優璃…。…おしまい。」

「え…。」

ニヤリと意地悪に微笑む。
私は、瑠晴が欲しいのに。

「なに?そんなに見つめて。」

「もう、休憩終わりなの…?」

「今日は、もう描かない。ゆっくりしてていいから。寝る部屋案内する。」

「うん……。」

私は、納得がいかない。
どうして抱いてくれないのか。
こんなに体は、疼いているのに。

「優璃。欲しいなら欲しいって言えよ。」

「っ!!!」

「物欲しそうな顔…。」

「瑠晴……。」

呼び捨てしていいのかもわからない。

「ん?」

「欲しい…。抱いて…。」

もう、一度言ったことは戻せない。

「よく言った。優璃は、どんどん変わってく。
 確実に綺麗になってるな。もっと大胆に生きろよ。」

ーちゅ…ー

「ん…っはぁ…。」

「優璃は、もっと自分を表現しろ。」

ーくちゅ…ー

「っあ!////」

「キスだけで、こんなに濡れたのか?」

「違っ!!////」

「あー。描かれてる時からか?俺に抱かれてる時思い出してたのか?」

触れてないのに、下着まで濡らしている。
いやらしい体になってしまった。
体中で、瑠晴を求めている。
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